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美味しい理由
紀州小阪農園の梅干が美味しい理由
~最高の梅干を目指して~
紀州小阪農園の梅干が美味しい理由~最高の梅干を目指して~
紀州小阪農園の梅干が「とろっとまろやかな、しっかりとした果肉溢れる梅干し」
なのは、秘密があります。
日本に古くから伝わる伝統を守りながら、
私たちの長年の経験も生かした「こだわり」を紹介させていただきます。
梅干と言えば、紀州産南高梅。日本で一番の梅ブランドです。「皮が薄く、種が小さく、果肉がやわらかい」為、愛され続けています。
私たちはそんな南高梅を自家製栽培しております。
同じ南高梅でも、栽培方法により、風味や香り、果肉や皮が全く異なってきます。
「農園のこだわり」のページでも紹介させていただいておりますが、
当園ではその年々の気候や畑、樹の状態に合わせて肥料を自分たちで調合しています。
それは日々観察して得た情報や、それぞれの畑の土の特性等も含めて考え、長年の経験に基づいて判断しています。
人間の私たちが口にするものが全て体を作ってくれているように
梅にとって「土」はとても大切なものです。
理想としている梅の実を作るため、日々観察や学びを大切にしています。
私たちが住んでいる白浜町大地区は山の折り合いの日置川沿いにあります。
山にはたくさんの動物や虫たちが住んでおり、透き通る川には鮎をはじめとしたたくさんの魚やエビたちがいます。
また、近くに工場や車通りもほとんどなく、本当に澄んだ空気や水が私たちの自慢です。
これは先祖代々、自然や生き物を大切に守り抜いてきくれた賜物であり、
私たち環境保全に協力し、大切にながら、この自然が生み出す梅を
作り続けていきたいと思っています。
この自然が本当に大好きで、本当に感謝しています。
私たちは、樹から直接梅の実を収穫することは決してしません。
梅の実が樹についている間はこだわりの土から吸い上げた栄養を使って、
樹から実へ栄養や旨味が送られてまだどんどん成長している段階である為です。
樹が「もう十分に栄養や旨味を送ってあげたよ!もういっぱいいっぱいだよ!」
となった時に樹から梅の実を自然落下させてくれます。これが完熟梅です。
完熟梅は皮が薄く、実が柔らかく、フルーティーなのが特徴です。
その為、自然落下した時に傷が付いたり実がつぶれてしまうこともあります。
そこで私たちは畑中にネットをピンと張り、自然落下した梅の実を優しく受け止められるように工夫しています。
その後、自分たちの手で完熟梅が傷つかないよう優しく収穫しています。
これが梅干しにした時に「薄皮で、トロットまろやかな果肉溢れる梅干し」になる秘訣の一つです。
私たちは、本当に良い塩を探して色々学びました。
細かく分ければ何種類もありますが、大きくは3つに分けられます。
・国産 か 外国産 か
・岩塩 か 海塩、 天日塩(非加熱) か釜焚き塩(加熱) か
これらの中から、一つずつ選択していくことになります。
私たちはその中から「天然のミネラルを含む、熟成された海水天日塩」を使用しています。
・海水天日塩とは?
海水をくみ上げ、加熱処理を一切せず天日だけで乾燥させたものです。
天日のみで結晶化していくと、海水がゆっくり結晶していくために
一つ一つの結晶の中に海水中の豊富なミネラルを無駄なく取り込ませます。
・ミネラルとは?
海水には、90種類以上の微量元素(ミネラル)が含まれています。
ミネラルは、生命体を構成する重要な成分です。
人間の体液は、海水のミネラル比とほぼ同じで海と人は切り離せない関係です。
体内のミネラルが不足し、バランスを崩れることが
様々な現代病の要因と考える研究者も増え、
ミネラルに対する注目が年々高まっているそうです。
そこで私たちは、美しい南極海から繋がる南オーストラリアの海水で作られた
非加熱の海水天日塩を選んでいます。
加熱する製法で作られた塩はミネラルが少ない為です。
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