小阪農園のこだわり 園主 小阪孝太郎 はぶたえ梅を目指して 梅干の漬け上りは、素材の梅で決まります。日照や雨、その年ごとの天候に左右される梅。完熟期を迎えた梅は、毎年わずかな違いを見せます。その違いを読み取り塩を打つ。夏の土用干しを経て、樽貯蔵。さらに、時間をかけて薄塩に熟成漬込み。ふっくらとまろやかな梅干に仕上げるため 日々の努力を積み重ねてまいります。 肥料について
梅の出来栄えを決めるのは肥料です。
当園では、一年を通して有機質肥料を主体とした醗酵肥料を使用しています。
あらかじめ醗酵している為、梅の木や畑の土に優しいのが特徴です。
特に梅の実が大きくなる時期の肥料は、魚粉・骨粉・菜種などの 有機肥料を自家ブレンド そして、時間をかけて自家醗酵させて作ります。
味噌・醤油といった醗酵食品とにた工程で作ります。
手間のかかる作業ですが、まろやかな上質の梅干をつくる為の大切な作業 と信じ十数年続けているこだわりです。
小阪農園 梅作りでの肥料へのこだわり 農薬について

■減農薬への誓い

梅の木は、もともと病害虫に弱い果樹です。
良質の梅干を作る為に、南高梅は樹上で完熟させます。
そのことが梅の木にとっても大きな負担となっています。
当園では、過去の行き過ぎた減農薬栽培によって全滅するというにがい経験もあり、 毎年良質で安定した生産を続ける為に最低限の農薬使用は、 やむ得ないと考えています。

現在農薬については、国が安全基準を設けています。
そして毎年のように薬剤の見直しがなされています。
年々指導も厳しくなり農薬の使用に関しては使用履歴の報告義務付けと 当園でもJAへ残留農薬検査用のサンプリング提出も行っています。

私達農に携るものとして安全なものを生産することは当然のこととして

  1.国の定める農薬使用基準を厳守して使用します。
  2.必要以上の農薬は、使用しません。
  3.常に散布回数と散布量と減らす努力をします。

当たり前のことを、当たり前にに行うことをお誓いします。
そして、今後も皆様の信頼に答えられる農園づくりに努めます。

紀州小阪農園