ナワシロイチゴ

            ナワシロイチゴ


 『農園だより.withフォト』の記念すべき第一回は、梅と同じバラ科に属する、バラ科キイチゴ属のナワシロイチゴをご紹介します。

 キイチゴは色々種類がありまして、ナワシロイチゴはその中の一種だそうです。
 私は『キイチゴ』と聞くと、もう少しオレンジ色でツブの軟らかいキイチゴを連想します。
 むかし、小学生の頃、登下校中にキイチゴの実を採って食べていました。程よい甘さで好きでした。(笑)
 またそのうち、そのキイチゴの話もしたいと思います。
 ナワシロイチゴは、キイチゴ属には珍しく、樹木とならず、地面に近い場所で横に広がって生長します。
 『木』イチゴなのに木じゃないんです、面白いですね。(笑)
 生長したナワシロイチゴは春から初夏にかけて、赤紫色の小さな花を咲かせます。(右の写真です)
 5月前後の、イネ(お米)が苗代(ナワシロ)の頃に花を咲かせることからこのような名前となったそうです。
 白と赤紫の花冠が三つ葉の緑に栄える、実にかわいらしい植物ですよね。
 ただ“綺麗なバラにはトゲがある”というように、バラ科のナワシロイチゴの茎にはやはりトゲがあるので、触る際には注意が必要です。
 夏になると、花冠の部分に真っ赤な実をつけます。
 完熟すると生で食べることができます。
 イチゴほど甘くはなく、ほのかな甘みと爽やかな酸味で美味しいです(私の感想です笑)
 ジャムやジュースにする方も多いようです。
 全国的に広範囲で自生するようですので、もし見かけたらこの記事を思い出してみてくださいね。
 ご自分やご家族友人とジャムなどを作ってみても、趣味が増えて面白いかもしれませんよ!


 さて、当園の周りに生える自然を紹介する『農園だより.withフォト』第一回、どうだったでしょうか。
 今回紹介したナワシロイチゴは、和歌山県だけでなく全国的に見られる植物です。
 みなさんもどこかで一度は見かけたことがあるはずですが、はたしてどの程度記憶に残っているでしょうか。
 見慣れた光景として気にも留めない道端や公園にも、自然は息づいています。
 そこには、ナワシロイチゴだけでなく、こころ和ませてくれる動植物が溢れていることでしょう。

 みなさんの周りにはどんな自然がありますか。
 あらためて注目してみるのも良いかもしれません。
 もしかすると、あなたの日常に彩りを添える、思いがけない発見があるかもしれませんね。

 それでは、『農園だより.withフォト』第二回でお会いしましょう。

 ここまで目を通していただきありがとうございました。


紀州小阪農園